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オットー・ネーベル展~色彩の画家~

色っていいなぁ!楽しい!

京都文化博物館で開催中の
「色彩の画家 ー オットー・ネーベル展」を鑑賞すると、まずそんな思いに駆られるかもしれません。

オットー・ネーベル(1892〜1973)はスイス、ドイツで活躍した抽象画家。

ネーベルは1920年代なかばにドイツ ワイマールに滞在し、バウハウス(1919年に設立された、美術・工芸・写真・デザイン・建築の総合的教育機関)でワシリー・カンディンスキーやパウル・クレーと出会い、彼らと長年にわたる友情を育むと同時に、彼らから多大な影響も受けました。

日本初の回顧展となる本展では、
ネーベルと同時代を生きたシャガール、カンディンスキー、クレーたちの作品も紹介されています。

それにより、ネーベルが同時代の画家たちの様々な画風から、自分らしい表現を確立していく様子が伝わってくる内容となっています。

私自身はこれまでネーベルの作品は知らなかったのですが、とにかく色づかい、配色が絶妙!

キャンバスの中に、抽象的な模様がたくさんの色で表されているのに、うまくまとまっているのは配色のなせる技なのかな、と。
ネーベルの色づかい、とても好きでした。

会場で、作品の一部は写真撮影が可能だったのでご紹介。

・「ロンドレット(三つの三日月型)」↓
砂を混ぜた油彩で描いているユニークな作品!

丸、三角、四角の構成が面白い。

・「赤く鳴り響く」↓

赤を使った作品がほかにもいろいろとありましたが、この人は赤の見せ方がうまい。

・「輝く黄色の出来事」↓

なんとも言えない、可愛い明るい黄色は眺めていると、気持ちがぽわっと明るくなるよう。

また、彼の色彩の感じ方の豊かさ・面白さが強く感じられる作品が、
「イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)」。

イタリアの各都市や海、山など、モチーフをすべて四角に置き換え、
それらの印象を色彩だけで表しています。

たとえば、
「カモーリの漁港」(ポストカードより)

「ナポリ湾、サレルノ湾」↓

モチーフは単純化された四角であっても、
そこに使われている色、そして隣り合う色との相互関係で、海や漁港を連想させられませんか。

ネーベルの作品を眺めていると、私はこの系統の色づかいが好きだな、この配色が楽しいな、など色について様々な気持ちが出てきます。

どの作品も色、かたち、のバランスが絶妙に表現された魅力的な作風で、とくに色のグラデーションがきいた作品は見終わったあとに、やわらかな余韻が心に残るようです。

「色彩の画家 オットー・ネーベル展」は6月24日(日)まで京都文化博物館で開催されています。

詳しくは公式HPをご覧ください。→【】

安井ミカ
FROM安井ミカ 日々の暮らしのなかで、発見したり、ひょっこり出会えた美しいと感じたもの、大切にしたいと思うものやこと、ご紹介していきたいと思います。娘二人、息子一人の母。関西在住です。
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