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彼は『ラッキー』- ある“人生の終焉”に臨む生き様。

昨年9月、91歳で亡くなったアメリカの名優ハリー・ディーン・スタントン。
『エイリアン』『ツイン・ピークス』『グリーンマイル』など200本以上の映画に出演、
カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた1984年の主演作『パリ、テキサス』(監督ヴィム・ヴェンダース)は今でもロードムービーの金字塔として語り継がれる名作です。

彼の遺作となった今作『ラッキー』の脚本はスタントンを当て書きしたもので、劇中のエピソードも彼の実体験に基づいたもの。
老人ラッキーの言葉や佇まいがそのままスタントン自身に重なるという映画ファンにはそれだけで胸が熱くなる作品ゆえ、もはや内容は二の次、くらいの気持ちで試写に向かったのですが、、映画も素晴らしかった!

90歳で独り暮らしのラッキーは、無神論者で現実主義者。
そんな彼にある日突然訪れた「人生の終わり」のリアルな感触。
ラッキーにとって現実とは、孤独とは、執着とは、そして「死とはなにか」を通してたどり着いたある真実とは――?

淡々とした作品ながら、ときに小噺のような、はたまた哲学談義のような会話がいちいち名言だったり(公私ともに長きにわたり親交のある映画監督デヴィッド・リンチもラッキーの友人役として出演)、ハーモニカの音色とともに漂う寂寥感はどこかユーモアと表裏一体で親しみがあったり。
幼い頃の些細な記憶がふとよぎるシーンでは観ている私たちまで胸がキュッとなるようでせつなかったりと、いろんな感情や感覚が刺激されて飽きることがありません。

終活ブームの昨今、“終活しない”ラッキーの生き様を、そして映画に愛された名優の最後の姿を、ぜひスクリーンで見届けてください。

アップリンク渋谷では『ラッキー』公開を記念して、かの名作『パリ、テキサス』が3/17(土)~30(金)2週間限定上映。こちらもどうぞお見逃しなく!

 

『ラッキー』
(2017年/アメリカ/88分)
3/17~新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか全国順次公開

中林直美
FROM中林直美 渋谷の映画館でもぎりをしつつミニシアターブームに傾倒した学生時代。大学卒業後は大手映画会社で約10年勤務。映画と旅が好き。 https://www..com/naomi_nm_/
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