前回のブログが「1分美容」。今回は「タナボタ美容」。
なんだか性分がにじみ出ている気がする、袰川です。

今年の秋、とあるきっかけから体質改善を決意した私。
その目的は体力維持や冷えの改善など、自分の体をトータルで良くしていくこと。
意識しだしてからわずか1か月ほど…私の体のある部分に、目に見える変化が現れました。
それはなんと…肌。

もうメンテしっかりの大女優も顔負けのツルッツル具合ですわ…と言いたいところですが、感じたのは顔よりも手肌の変化。
冬になると毎年あかぎれを作るような子供だった私。
さすがに大人になってからはそれはなかったものの、ある時期から再び手荒れに悩まされるように。
それは、結婚後。
それまでは冬だけだった手荒れが一年中行う家事によってオールシーズンになり、やがて何本もの指にパックリ割れができるようになるなど、年々酷くなる一方。
ここ一年ほどは指の腹までガサガサになったかと思うと、気づけばそのガサガサは手の平にまで広がり…もう手相占いに行っても門前払いだわ…と思うほどの有様。
「人に見せたくないのは、裸か手か」という選択にも迷うぐらい、それはもう酷いものでした。

それが!体質改善を心掛けた途端、たった1か月ほどで目に見える変化。
パックリ割れが徐々に消え、指の腹には従来のふっくら感が戻り、手の平には無事手相が復活。
手荒れで生命線がかすれているのを見るのは、なんだか複雑でしたからねぇ。。
苦節数年…あぁ、あんなに悩まされていた手荒れがこんなによくなってくるなんて!
そう感動してしまうのも無理はない。
これまでに通った皮膚科は数知れず…思えば、けっこう突飛なことをおっしゃる先生もいらしたっけ。。

某男性医師「家事、一切やめてみてよ。そうしたら絶対治るから」
私「え、、それはちょっと」
医「旦那にやってもらいなさい、全部」
私「ぜ、全部…ですか。。(思わず想像…ぜったいむり。。)いや、それ難しいかと…」
医「私なんてね、家事たくさんやってるよ。まずね、朝は…(延々“自分がやってる家事自慢”)」
私「あの…先生、で、お薬は?」
医「だーから!家事やめてみなさいって。薬なんてね、解決になんないの。僕はね、家では…(再び家事自慢)」
私「…」
某女性医師「水に触れない。これが一番です」
私「ケッペキなので、、よく手を洗っちゃうんですよね」
医「ダメダメ、トイレに行っても洗わないぐらいのことをしないと」
私「ト、トイレに行っても!?」
医「薄いナイロンの手袋売ってるでしょ?それを一日中はめておいて、トイレに行った時はそれを取り換えればいいんです」
私「…(思わず想像…たぶんむり。。)検討してみます。。」
― 数日後、また酷くなったので受診。
医「手袋していましたよね?していたら治るはずなんですが」
私「あ、手袋、、そう手袋、はいはい。手袋ですよね…えぇえぇ。。」

そんなこんな…皮膚科エピソードも数知れず。
しかし、どこに行っても何回行っても、小康状態になることはあっても完治することはありませんでした。
しかし、今回の体質改善で劇的に治ってきたのです。
体質改善の目的がそれではなかっただけに、嬉しい副産物でした。
…で、結局私は具体的に何をしたのかというと、とてもシンプル。
食生活の改善です。
それまでは一日二食になることも少なからずあり、食事内容も、一人の食事の時は偏ったものになりがちでした。
しかし三食しっかり食べ、肉魚、野菜に果物…何でもバランスよく摂るようにし、油ものも炭水化物もしっかり摂取。
ノンアルコールの甘酒やイソフラボンを含んだものなど、女性の体にいいといわれるものに意識を向けてみたり…本当に、たったのこれだけです。
タナボタ的に手に入れた今回の改善でしたが、これも広義での美容なのだなと実感。食って大事です。

先生…夫に家事丸投げせずに済みましたよ。。
先生…万年手袋生活せずに済みましたよ。。
ん?でもちょっと待って…いつも手袋で保護し、美しい手の為に家事にはノータッチ…って、じつは優雅極まりない生活ではないのか!?
…それもありだったかも。。
